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平成15年 9月 No.10
  山鳩便り  
鳥居のぶあき
飯能市議会議員

9月25,26日と、宮城県、岩手県に視察に行って来ました。田んぼには黄金色の穂がついているのが
車窓から見えました。しかし、穂が見えても実が小さいとか、入っていないので、平年の収穫に比べ、
5割から8割で、ササニシキはほぼ全滅状態だそうです。生の声を聞き深刻な状況を実感致しました。
9月26日未明には十勝沖地震に遭い、おどろきました。貴重な視察となりました。

    平成15年 9月議会での鳥居の一般質問(市に対する質問)

3次、4次総合振興計画について 

@ 3次総合振興計画は平成17年度最終年になるが市はどの程度の達成度になるものと見て
    いるか。
概算でよいから、具体的に数値で答えて欲しい。 

答: 現時点での着手率はソフト事業93%、ハード事業が75%で、人口は目標12万人に対し8.3万人で
     68%である。 最終年度での達成度は、概ね58%〜67%になると思う。


A 4次総合振興計画は、数値目標を盛り込み、進捗状況、達成度を具体的に評価できるよう
    に。

答:目標を明確化し、評価システムとの連携などについてできる限り工夫検討したい。

B 都市計画、土地用途指定などは30〜40年前のもの。完成したとしても40年50年前の
    計画。21世紀の現代に合致していない。新しい都市計画など英断をもって立案すべきで
    はないか。
答: 現在抱えている課題を整理し、理想と現実を熟視しながら今後の計画作りに当たりたい。

C 精明東部の特定施設誘導地域指定地元説明会(3地区)の結果について結果報告を
答: 延べ124人参加。反対意見は無く、10月1日県が正式に指定する予定。今後、企業進出に努力する

D 企業誘致に対して、条例の整備や、担当部署の設置などが必要ではないか
答: 山林の方が取得価格低く、企業負担が軽い。企画調整課に土地政策担当がある。優遇税制は厳しい。

広域行政、環境ごみ問題について                   

@ ダイアプラン4市に日高市を加え5市で、スタープランとし県西部地域まちづくり計画の展開を 
答:日高市は川越、坂戸、鶴ヶ島などとレインボープランを推進中。他市の考えもあり動けない

A 次期ごみ焼却場の建設を先延ばしにし、狭山市入間市に委託し、狭山、入間の施設が
  老朽化した時、各市の分も処理できる施設を飯能で。各市がそれぞれに施設を持つのは環境
  への影響が大。

答:当市としては改修工事などで延命を図りたい。相手のあることなので難しい。

B ゴミの減量化について市はどの様に考えて、取り組もうとしているのか。
答:市の広報や成人式などの配布物や講演会などで啓発している。マイバック運動推進を今月から行う。


行政改革について 

@ 市役所窓口の業務時間延長を
答:駅サービスコーナーは夜6:30迄やっているが利用少ない。中央図書館、子供図書館は夜7時までとなった。

A 窓口の時間延長、行革の実施計画では平成16年度一部試行実施とあるが、早めて全面実施を。
答:フレックス制導入は、職員の労働時間、健康管理を考え効果の期待できる所は実施していきたい。

299号バイパスについて

問 富士見通りから299バイパス北側の道路は一方通行出口で渡れなく不便。相互通行可能に
 答:相互通行可能となるよう県に要望していく。交通協議には、市側も出席して地元の要望を強く伝えたい。

公共施設のトイレについて

問 女子トイレか、障害者用トイレにおむつ交換台を。男女トイレに子供乗せ椅子の設置を
答:市役所本庁舎は障害者用トイレに子連れ親子が利用できるよう検討。他の施設は調査して順次対応。